【HKSレーシングサクション用自作遮熱板

エキマニを交換したのは非常に良かったのですが、バンテージをエキマニ自体に巻かなかった為、エンジンルームの熱が非常に高くなってしまったのです。色々と聞いた話では吸気部分の温度が高いとパワーロスを起こすとの事で今回の政策を行いました。 私の場合、吸気温度が高いとどういう現象が起きてロスが発生するかは正直わかりません(; ̄ー ̄A アセアセ・・・  ただ、『出来るだけ低い方が良い』という単純な考えでの作製となった為に疑問になった方は詳しく調べてみて下さいね。

【ご注意!】 この内容を参考にして作業中に事故が発生しても当方は一切責任を負いません。


 遮 熱 板:自作(本体:アルミ板1.2mm厚 ステー:アルミ板1.5mm厚 ボード:PP5mm厚 他ボルト少々) 
 装 着 日:02.09.14 曇り 
 作業工具:金切りバサミ、電動ドリル、金切ノコの刃、ヤスリ

今回の遮熱板作成前にステンレス板0.5にて仮遮熱板を作成。
0.5mmであれば普通のハサミでも切れる為に容易に作成が出来たのだが、0.5mmというのは非常に薄い事が分かった。 エンジンの振動で常に振動してガラガラ音が聞こえてくるし、無いよりはマシかな?って感じだった。 なんと言っても見た目が悪かったのが1番の難点だったかもしれません( ̄ー ̄;  まぁ、試作と言い聞かせながらも厚い材料でどうやって作成するかと考えていると近所に金物材料を販売しているところを発見。 現場の方に形などを相談して作成をお願いしたがかなり高くなるだろうとの事で断裁ならその場でやってくれるとの事。 後日、試作の遮熱板を持って行き材料を検討して加工のことを考え、アルミ素材を選択。 厚みは1.2mmでアルミ板に試作品を広げて型を取り、断裁をお願い。 ただし、曲線や途中で残すと行った事は出来す、直線で切り落としてしまうのでR部分や切り込みは金切りバサミを借りて加工。


左画像は切り込みやR部分を借りた金切りバサミで加工し、 曲げを行った物。 曲げは直角になったところに当てて一気に押し曲げてみたが結構上手くいった。 中央部分のエアクリを通す穴は金切りノコの刃だけを使い一生懸命切りました。 刃は100円ショップで購入して布等を巻いて地道に20分くらいで切り取り終了 。 ちょっと見え難いですが、右側に凸状の切り込み2箇所は車体側の配線を通す部分。 この状態はボディに取り付ける部分は無く、ステーを後で取り付ける事に。 断裁部分や金切りノコで切った部分は非常に手を切りやすいのでヤスリで削る。


これは耐熱(防熱)ボード
仕事でサンプルとしてあったのので今回はこれを使用することに。 アルミ板だけでも結構熱を遮断してくれそうなのですがアルミ自体も熱くなります。 と言う事はアルミ付近は熱いと言う事になるんじゃないかと思ったのです。 材質はPPで厚みは約5mm。 形状はダンボールのように波型のシートを挟んである感じ…分かるかなぁ?(汗) とりあえず、遮熱板に合うように形を作って2分割に。

これが遮熱板にボードを止めた状況。
画像は両面テープで止めていますがしっかり止めないとビビリ音が出そうです。 それを防ぐ為にボルト止めにて固定をすることに。 アルミ板とボードを電動ドリルで穴を開けてボード1枚に付きボルト4本で固定。 これでかなりしっかりと付き、ビビリ音は出そうもありません。


これがアルミ側から見た感じです(ボルト固定前の画像)
自作にしてはまぁまぁの出来栄え♪
このままでは固定するステーが無いのでステーはアルミ1.5mmを使用して作成。 ステーは二ヶ所作成し、このステーもブレを防ぐ為にボルトで本体と固定。 この時、本体との固定は2本のボルトを使用しました。 本体とステーを1本のボルトで固定すると緩んだ時にステーが動きやすいかと。


画像を見て頂くと分かりますがアルミと耐熱ボードはボルトにて固定をしています。その間には両面テープも使用しておりこれによってビビリ音が出ないようにと思っています。多少の遮熱板とエアクリ自体のステーが干渉しますが気にしないことにしました(笑)多分1mm程度の調整で干渉は避けられると思うのですが常に干渉している訳ではないので。

まぁまぁ、綺麗に出来たと思います。 温度差はかなり出ているみたいです。 実は100円ショップにて温度計(50℃まで)を購入して遮熱板の中とコンピュータBOXの上にそれぞれ置いてみたのですがコンピュータの上は見事に壊れてしまいました。遮熱板の中は無事でした。それでも45℃まで上がってましたけど。都内が渋滞だったので仕方ないのかなぁ?今度は高速道路にて実験してみます。その為に理科実験で使用したガラス管の温度計(100℃迄)を購入しました。さてさてどうなる事やら。とにかく多少なりとも効果が出たのでOKでしょう!エキマニにバンテージを巻く方が早いという意見もありますけど、またエキマニ外して作業する気合いはありません(汗)
以上、簡単に説明を行いました。
多少なりとも参考になれば嬉しいのですが(⌒-⌒)ニコニコ...

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